古文の書き方 用言の活用@ 練習問題解答例
さて、解答例なり。発展例として、最終形も示し奉れど、こは参考程度にせなむ。@死ぬ→死ぬる(連体形)
「死ぬ」はナ行変格活用の代表的なる動詞なり。しからば、連体形に注意が必要なり。現代語ならば「死ぬときは一緒だよ」にてよけれど、古文ならば「死ぬるときはもろともに」などとすべし。しからば、正解は「死ぬる」
A言う→言ひ(未然形)
「言ふ」はハ行四段活用の動詞なり。しからば、連用形に音便無し、といふことなりき。「言って」とせで、「言ひて」とすべし。しからば、正解は「言ひて」
Bある→あり(終止形)
「あり」はラ行変格活用の代表的なる動詞なり。しからば、終止形に注意が必要なり。それよりほかは、いふべきことあらざらむ。しからば、正解は「あり」
C蹴る→蹴(未然形)
「蹴る」はカ行下一段活用の代表的なる動詞なり。しからば、現代語における下一段活用のまにまに、「け」が未然形なり。現代語と親和性がいみじくあしけれど…。しからば、正解は「け」
練習問題の難度はいかに?心得がたき所あらば、ツイッター上にて聞きたまへ。いとレベルの高きことは、えいらへぬことあれど…。
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