いとあやし…この部屋がうちに間接照明が…間接照明が一つだになし…。
— やむごとなき名言botさん (@meigen_heian) 2012年9月24日
出典
この部屋・・・なんかおかしい・・・間接照明が・・・間接照明が一つもない・・・地獄のミサワの、女に惚れさす名言集のひとつです。
注釈・解説
いと(副)|あやし(形ク・終止)|…|こ(名)|の(格助)|部屋(名)|が(格助)|うち(名)|に(格助)|間接照明(名)|が(格助)…|間接照明(名)|が(格助)|一つ(名)|だに(副助)|なし(形ク・終止)|…。☆照明
間接照明はpost登録のとき調べるのが面倒だったのでそのまま使いましたが、平安時代の照明はどんなだったのでしょうか??
平安貴族の照明事情を書いたサイトです。これを見ると、ほとんどすべてが間接照明なのでは、と思えてきませんか??(燈籠はちょっと違うっぽいですが)そう考えると、この人の言ってることはそんなにアレではなくて、平安貴族にとって間接照明のない部屋は本当におかしい、といえるかもしれません。
☆副助詞「だに」
よく出てくる副助詞で、以下の4つの意味があります。現代では「さえ」に飲み込まれてしまいました。 @せめて…だけでも
A…でさえ
Bもし…だけでも…したら
C…までも
たったの一つもない、ということを強調するために使いました。「さへ」「まで」の用法とまぎらわしいので、結構使い方が難しいです。 基本になっている意味は@なので、それを覚えておけば割となんとかなりそうです。Aなどの場合は、「まして」とあわせて使われることが多いです。
(ex)無職だにかひなきを、キモヲタなればましてかひなし。 (→無職(であること)でさえどうしようもないのに、キモヲタだからましてどうしようもない。)
関連項目
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